こんにちは!
英検1級二次試験の勉強、何から手をつけたらいいか戸惑うのではないでしょうか?
私もそうでした。
でも面接のテキスト「英検1級面接大特訓」をみつけてからは、勉強の方向性がしっかり定まり、はじめての二次試験で合格することができました。
とてもいいテキストなので「英検1級面接大特訓」をご紹介したいと思います。
「英検1級面接大特訓」構成と各章の内容
「英検1級面接大特訓」は全3章から構成されています。
第1章 面接の準備
第1章では、面接の概要が述べられています。
近年の二次試験の頻出分野もわかるので、対策を練る際の参考になります。
全体的に筆者の個性が感じられる文面で好き嫌いがわかれるかもしれませんが、
「一級2次試験に合格するタイプはどんな人か」
逆に
「一級2次試験に不合格になる人はどんな人か」
等、なかなか興味深い内容もありますので一読するといいと思います。
第2章 短文練習
「英検1級面接大特訓」で特に優れているのが、第2章の短文練習です。
面接で使えるフレーズが約50文紹介されています。
付属のCDにも日本語→英語の順番で音声が収録されているので、私は毎朝準備体操代わりに、テキストをみながら音声と一緒に音読を繰り返しました。
毎日何回か繰り返すと徐々にセンテンスごと暗記できたので、本番ではこの中のフレーズや単語を応用していくつか使いました。
ここで収録されているフレーズは適度に洗練された感じで
「お、英語できる?」
と思わせるような、それでいてシンプルなフレーズです。
自分で使いこなせるようになるとスピーチでのフレーズのバリエーションが増え、単調なスピーチになることを避けられます。
一段レベルアップした英語になると思いますよ。
第3章 実践練習
第3章の実践練習では、よく出題される9つのジャンル(政治、経済、教育、医療、科学、環境、文化・スポーツ・レジャー、家庭・高齢化、メディア)ごとに学習できます。
ジャンルごとにサンプルスピーチと、Q&Aのサンプルが掲載されています。
使われている英文も論理的でシンプルなので、自分のスピーチのヒントになる英文や考え方がたくさん拾えます。
ジャンルごとに押さえておくべきwords & phrasesも紹介されていて、これもまた本番で役立つものが多く、「合格に必要なものは何か」ということが考え抜かれたテキストだと思います。
「英検1級面接大特訓」の特徴
全体をとおして、実践的な内容になっています。
特に「英検1級面接大特訓」の最後についている「英検1級第特訓フラッシュカード」が良くできています。
トピックごとにキーフレーズが書かれていて、切り取ったりコピーしたりして単語帳のようにして使えます。
私は「英検1級第特訓フラッシュカード」をもとに、自分で大きめの単語帳を買ってきてトピックごとのフレーズやキーワードを書き込みスピーチの練習に使いましたが、効果抜群でした。
面接の勉強は、やるべきことが明確にわかるとどんどん勉強も進むし実力もついてきます。
そういった意味でも、この「英検1級面接大特訓」は勉強の仕方まで提案してくれていて、とても助かりました。
まとめ
英検1級二次試験対策は「英検1級面接大特訓」だけ買えば大丈夫です。
二次試験の会場でも、この本を持っている人を多く見かけました。
二次試験を受ける可能性があれば早めに入手してください。