英検1級の二次試験はどんな感じ?試験会場到着から面接まで実際のようす。

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すずらん

こんにちは、すずらんです。
英検1級に合格した主婦です。英語学習経験をもとにブログを書いています。

 

この記事では、私の英検1級二次試験の様子について書きます。

二次試験の流れがあらかじめわかると、当日の緊張が少し緩和できると思います

 

英検の面接会場に到着

私は方向音痴なのでスマホの地図に誘導されながら面接会場の英語学校に到着しました。

面接会場の建物に入ると、受付の人に受験票などを提示します。

受験票に記載されている指定時間より15分ほど早く着いたのですが、何も言われませんでした。

受験票のチェックが終わると、スマホを入れる袋を受け取ります。

スマホの電源は切ってその袋に入れ、首からぶら下げておいてくださいと指示がありました。

これ以降、試験会場を出るまでスマホは使えません

 

その後控え室に向かうように言われましたが、念のため私はお手洗いを済ませてから控え室に向かいました。

 

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控え室に移動し待機

控え室の前で係りの人が待機していて、前から詰めて座るように指示がありました。

控え室で待っている間、面接カードに名前などを記入し、面接の注意事項に目を通しました。

それが終わるとテキストなど見ていてOKなのですが、スマホを含めて電子機器の使用は禁止です

待っている間、テキストを見ている人、ぼんやりしている人、お手洗いに行く人など、様々です。

私は自作のスピーチポイントを書いた単語帳をパラパラめくって過ごしました。

 

結局30分以上控え室で待ちました。

こんなに待つと思っていなかったので、緊張していた私はこの時点ですでに疲れてしまいました。

待ち時間が長すぎます

あらかじめ「待ち時間が長いかもしれない」ことを念頭に待つといいかもしれません。

 

面接室の前に移動し待機

ようやく面接の順番が来ました。

10人程度がまとまって面接室の前に案内されます。

面接室が10室程あり、各部屋の前に椅子が各3脚おいてありました。

控え室から移動してきた10人が各面接室前に割り振られ、椅子に座って待つように指示がありました。

各面接室の前には、既に1人ずつ座って面接を待っていました。

 

私はこの椅子に座っている間が緊張のピークでした。

最後には緊張感と沈黙に耐えられなくなって、隣に座っていた男性に

「緊張しますねぇ」

と話しかけてしまいました。

その場で話していたのは多分私だけです。

その男性は突然話しかけられて迷惑だったかもしれませんが、いい人で

「そうですよね、緊張しますよね。お互い頑張りましょうね。」

と返してくださって、かなりうれしかったです。

そうこうしているうちに、私の番が来てしまいました。

 

面接室に入室

面接室から日本人の係員が出てきて、面接室の前で面接カードを渡します。

面接カードを受け取った係員は、一度面接室に入って行きましたが、私はそのまま入室せず待つように言われました。

すぐにまた係員が出てきて、面接カードを返してくれるのと同時に入室するように言われました。

緊張しつつも挨拶しながらなるべくにこやかに入室し、面接カードを試験官に渡しました。

 

部屋は6畳程度のスペースで、部屋にいるのは試験官が2人と係員が1人。

受験前にいろいろ調べて、試験官は外国人と日本人のペアだと思っていたのですが、私の場合は2人とも日本人の男女のペアでした。

 

挨拶の後は、

「試験会場までどうやって来たか」

「簡単な自己紹介」

「趣味」

などをきかれました。

 

この時は本当に緊張していて声もうまく出なくて、短い文章で答えるのが精一杯。

あまり会話が続きませんでした。

 

スピーチ開始

私が入室した時から、スピーチのトピックが書かれた用紙が机の目の前にうらがえしておかれていました。

私がトピックの用紙をうらがえすと、係員が1分間の計測を始めて、その間にトピックを選ぶというシステムです。

 

1分スタート!

 

トピックをみると

「あまり自分が得意なトピックがない。。。」

焦りながらも消去法で選んだのがこちらのトピックです↓

 

「女性やマイノリティーは日本の社会でどう扱われているか?」

(ちょっと違うかもしれませんが、だいたいこんな感じだったと思います。。)

 

そして私がスピーチで話したのは(緊張であまり覚えていないのですが)こんな内容だったと思います↓

私のスピーチの内容
  • 女性やマイノリティーの社会進出が進んでいるとはいえない
  • 女性について
    「日本の企業の管理職に占める女性の割合はXX %で( %の数字は忘れてしまいました)、これは中国や北朝鮮に比べても低い数字です。
    日本の国会議員における女性の割合もXX %と低く、女性の社会進出が進んでいるとは言えません」
  • マイノリティーについて
    「日本の企業でゲイであることを公表して仕事をするのは、実際問題まだまだ難しい。
    ゲイであることが採用時や社内での差別に繋がる可能性がある」

 

与えられた時間が来る前にスピーチが終わってしまいましたが、ギリギリの時間だったのか、かなり時間が余ったのかはわかりません。

Q&A開始

スピーチが終わったらQ&A(質疑応答)です。

私の「Q&A」の内容
(試験官)「日本の会社では女性の管理職の割合が少ないと言いました。
その理由はなんだと思いますか?」

(私)「結婚や出産で仕事を辞める女性が多いことだと思います。」

(試験官)「どうして日本女性は結婚や出産で仕事を辞めると思いますか?」

(私)「理由は2つあると思います。」

「ひとつは、保育園が不足していることです。
子供が保育園に入れないと女性は仕事に復帰できません。」
「ふたつめは、家事と育児の負担が女性ばかりに大きいことです。
家事と育児が両立できないと女性は仕事を辞めることになってしまいます。」

 

(試験官)「では女性が仕事を続けるためには、どういった対策が必要ですか?」

(私)「まず政府は、保育園を増やす努力を続けて欲しいです。
最近保育園が増えていますが、まだ十分な量ではないです。」

「また男性も家事や育児にもっと参加する必要があります。
日本の男性も育児休業を取ることができますが、実際はほとんどとっていません。」

 

(試験官)「なぜ男性は育児休業を取らないのでしょうか?」

(私)「理由はいくつかあります。」

「まず、育児休暇を取ることで、上司や会社からの評価を下げたくないからです。
出世に響くことを恐れているんだと思います。」
「次に、上司や同僚に迷惑をかけたくない、という気持ちもあると思います。
会社は、男性が育児休業を取りやすいように、システムを変えるべきだと思います」

 

日本語で書くと、それなりのことを言っているようにみえますが、実際はそうではありません。

なんとか沈黙しないように必死に話をつないだという感じです。

それにしてもQ&Aが長く感じて、一体いつ終わるんだろうと思いながら話しました。

 

ようやくQ&Aが終わり、試験官に挨拶して面接室から退室しました。

緊張のあまり、真冬なのに変な汗をかいていました。

出口に向かい、スマホを入れていた袋を返却ボックスに入れ家に帰りました。

 

おまけ。英検1級二次試験の受験者層は?

英検1級の面接試験会場では、30代から40代の受験者が多かったです。

男女で比べると女性の方が若干多かった気がしました。

私が受験したB日程の英検1級二次試験では若い方はみかけませんでした。

年齢によって試験日をわけているからですね。

 

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