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こんにちは、すずらんです。

 

昨年(2020年)11月末に応募した絵本の翻訳コンテスト「第27回いたばし国際絵本翻訳大賞」の結果が郵送で届きました。

 

審査結果や、講評を読んで感じたことを書きます。

 

【公式】いたばし国際絵本翻訳大賞

 

「第27回いたばし国際絵本翻訳大賞」の結果

いたばし国際絵本翻訳大賞の審査結果

第27回いたばし国際絵本翻訳大賞の審査結果

 

2020年に行われた第27回の課題本は「Leaf」。

 

絵がすばらしく、飾っておきたいくらい素敵な絵本です。

 

課題としては、前回の「That's what friends are for」と比べると訳すのが難しくて、ずいぶん悩みました。

 

 

さて、今回の審査結果は・・・

 

 

 

ダメでした・・・。

 

 

「やっぱり」

という気持ちと、

「なんで」

という気持ち半々、というのが結果を見た際の正直な感想でした。

 

 

でも・・・

講評を読んで、当然の結果だとわかりました。

 

 

講評を読んで感じたこと・わかったこと

審査結果に同封されていた英語部門の講評を読みました。

 

今回の講評は、翻訳するうえでの考え方などが細かく示されていて、とても勉強になりました。

 

講評と照らし合わせながら、自分の応募作をふりかえってみます。

 

 

一次審査のチェックポイント

講評によると、一次審査のチェックポイントは例年どおりです。

 

一次審査の主なチェックポイント

・読みやすい文章になっているか。

・絵本にふさわしい言葉・漢字が使用されているか。

・誤訳はないか。

・誤字脱字はないか。

など。

 

こういった基本的なことに加えて、40近くのチェックポイントをもとにチェックし、一次審査通過作品が決まったようです。

 

チェックポイントのうち、いくつかが講評で具体的に示されています。

 

 

まず気になったのが、19ページのat last they all listened.

they all」はカラスたちだけでなく、森の動物たちみんななんですね・・・。

 

19ページの絵はカラスだけなので、「カラス」だと誤訳してしまいました。

でも次のページ(p.20)と繋がっているんですよね。

 

p.20の絵では、カラスだけでなく、動物たちがみんな集まって、リーフの話を聞いている。

 

あーそうだよね、、、

なんで気づかなかったんだろう。

くやしいなぁ。

 

物語のつながりを深く考えることができませんでした。

 

 

 

さらに、22ページの Just someone〜

someoneはLeafのことなんですね・・・。

 

完全に勘違いしていました。

 

一般的に、みんなそうだよ、みたいな意味だと捉えてしまいました。

 

 

ここだけでも、少なくとも2つの誤訳ありました。

 

きっと他にも勘違いしていたり、深く読めていなかったりで、いろいろ減点があったんだろうと思います。

 

 

P.7  They named him LEAF, not only.....

今回翻訳するにあたって、もっとも悩んだのがこの一文でした。

 

They named him LEAF, not only after the creature's odd habit, but because they wanted him to leave.

 

この一文を読んで、応募を諦めかけたほど悩みました。

 

講評でも、審査で一番悩んだのは、この文だと書かれています。

 

 

私の翻訳方法は、講評で②となっている

「原文とは少し離れるが、自然な日本語の掛詞になるよう訳す」

をめざしたものでした。

 

ただ講評を読んで、しまった!と思ったのが以下の点です。

「不自然だったり、この箇所だけ説明文のようになってしまっている訳文もありました・・・」

 

私の訳文は、いま読み返すと、まさに不自然だし説明文のよう。

ここでも失敗をしてしまいました。

 

 

(私の訳文)

はっぱを あつめる ふうがわりな ようすから、

どうぶつたちは そのいきものを リーフ  ー つまり はっぱ ー  となづけた。

かぜに ふかれて きえゆく はっぱの ように

リーフに たちさってほしいという おもいも こめられた なまえだった。

みんな おびえて くらすのは ごめんだった。

 

 

 

※講評の全文は以下のサイトで読むことが可能です。

【公式】いたばし国際絵本翻訳大賞

 

 

英語部門の応募総数と入賞者数

「第27回いたばし国際絵本翻訳大賞」英語部門の応募総数は780件でした。

 

780件中一次審査通過者は31名。

 

そのなかから入賞者5名(最優秀翻訳大賞1名、優秀賞1名、特別賞3名)が選ばれました。

 

 

今回は残念でしたが、次回も応募します。

すこし絵本翻訳の勉強も考えてみたいと思います。

 

 

 

次回の絵本翻訳大賞は2021年8月下旬に募集告知が始まる予定です。

英語や翻訳、絵本に興味のある方はぜひいっしょにチャレンジしましょう!