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こんにちは、すずらんです。
英検1級に合格した主婦です。
ブログで
「オンライン英会話」
「英語学習」
などについて書いています。
小学生の息子と家で英語の学習をはじめました。
前回は、くもんの英語ガードを使ったフラッシュカードのとりくみを書きました。
くもんの英語カードの単語を覚えることができたので、フラッシュカードを増やして続けることにしました。
でもフラッシュカードはどんなものを使えばいいのかわからず迷いました。
フラッシュカードの手作りで失敗したりしながら、ようやく納得のいくフラッシュカードを準備することができました。
この記事では、フラッシュカードを選ぶまでと、フラッシュカードの取り組みについて書きたいと思います。
フラッシュカードの条件
フラッシュカードを探すにあたって、以下のことを条件にしました。
・CD等で音声が付属していること
・同じシリーズで、十分な単語数のカードがあること
結論から書くと、条件を満たすフラッシュカードを見つけるのは不可能に近いことがわかりました。
まずフラッシュカードをネットで検索すると、それなりの値段がします。
メルカリで状態のいい中古が出品されないかチェックしましたが、タイミングが悪かったのか買いたいと思えるものはありませんでした。
またフラッシュカード は、基本的に音声が付属していないものがほとんどです。
音声つきのカードを購入することはすぐに諦めました。
フラッシュカードを手作りするも、失敗・・・


失敗作のフラッシュカード
とりあえずフラッシュカード を手作りしてみることにしました。
手作りとはいっても、英語のテキストをコピーして切り取ります。
使ったテキストは「反復練習英語暗唱ノート」


反復練習英語暗唱ノート
こちらのテキストも、くもんの英語カードと同様に数年前に購入したものの活用できずにいました。
「反復練習英語暗唱ノート」の巻末に単語絵カードがあり、コピーして切り取れば300以上の英単語カードができます。


「反復練習英語暗唱ノート」より抜粋
さっそく自宅の小さなプリンター兼コピー機でコピーしました。
原寸は少し小さめなので拡大コピーし、ひとつずつ線に沿って切り取ります。
切り取ったままだとペラペラで使いにくいので、100円ショップで買ったカードにのりで貼り付けます。
そのあと子供と一緒に色鉛筆で色を塗りました。


手作りしたフラッシュカード。失敗作。
けっこう時間をかけて作りましたが、いざフラッシュカード として使おうとすると、なんだかとても使いづらいのです。
それもそのはず。
切り取ったカードが縦長だったので、そのまま100円ショップのカードに縦に貼り付けてしまいました。
縦型のカードはフラッシュカードとしては使いづらいです。
なんで早く気づかなかったんだろう。
できあがったフラッシュカードの束を見て呆然としました。。。
どうしても横型のカードに作り直す気になれず、このカードはそのうちカルタとして使うことにして、フラッシュカードを買うことにしました。
購入候補のフラッシュカード
フラッシュカードを買うことに決めて、ネットで検索しました。
アマゾンや楽天、メルカリなどで探しましたが、フラッシュカードの数はあまり多くないんですね。
迷った末に購入候補にあげたフラッシュカードは4つです。
くもんの英語カード
くもんの英語カード「どうぶつ編」と「家の中のもの編」がよかったので、他のシリーズのうち2つを購入することを考えました。
追記(2023/6/16):現在中古しか販売していないようです。
CD付きは魅力ですが、くもんの英語カードは1セットが40単語前後と少なめ。
フラッシュカード としての使用を前提にしていないようです。
シリーズを通して使ってもフラッシュカードとしては数が少ないかなと思い、こちらは購入を見送りました。
フラッシュカードの印刷サービス
次に検討したのが、楽天で見つけたフラッシュカード の印刷サービスです。
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自分のほしいカードだけ選べるので無駄がなくていいですね。
カード1枚が30〜40円前後で、ほしいカードを全て買うと(500枚以上)2万円弱です。
カードの印刷は縦型・横型が選べます。
でもなぜか私が希望する横型は絵の下に英単語を入れることができません。
横型だと「表面が絵のみ、裏面に英単語」のカードになってしまいます。
とても残念。
表面に絵と英単語が入っていて、横型だったら購入したと思います。
フラッシュカードの750枚セット
次に検討したのが、楽天で見つけた「英語フラッシュカード 750枚セット」。
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1万円以上しますが、先ほどの印刷サービスのカードよりは安いです。
こちらは本当に最後まで迷いました。
今でもこのフラッシュカードにしておけばよかったかなと思います。
8箱がセットになっているのですが、そのうちの1箱(alphabet)が不要なため購入に至りませんでした。
でも息子はたまにアルファベットを忘れるので、アルファベットカードも役に立ったと思います。
「小学英語絵カードプリント1400 CD-ROMブック」


小学英語絵カードプリント1400
結局フラッシュカード用に「小学英語絵カードプリント1400CD-ROMブック」を買いました。
追記(2023/6/16):現在中古販売していないようです。
英語絵カードがプリントできるCD-ROMがセットになった書籍です。
タイトルのとおり、1400種類の絵カードがプリントできます。
「小学英語絵カードプリント1400CD-ROMブック」はフラッシュカード利用が前提ではなく、小学校の英語の授業で先生が使う教材を作成するためのもののようです。
付属のCD-ROMを使ってA4サイズと名刺サイズの英語絵カードがプリントできます。
4000円弱と値段は高いですが、1400枚のカードを作れるなら安い気がして購入しました。
(この時は、印刷用紙と印刷用インクの値段まで考えていませんでした・・・)
A4サイズを縮小してA6にプリントアウトするため、楽天でA6の用紙500枚を3パック購入。


楽天で購入したA6の上質紙


A6の上質紙。厚みがあるが家庭のプリンターで印刷できました。
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さっそくPCにCD-ROMをセットしてプリントアウトしてみたのですが、何度トライしてもA4のカードをA6に縮小してプリントアウトすることができません。
A6の用紙もたくさん買ったのにどうしようと焦りましたが、試しにPCをMacからWindowsに変えたらうまくプリントアウトすることができました。
「小学英語絵カードプリント1400CD-ROMブック」には1400の絵カードが用意されていますが、実際に使いたいと思ったカードは1000枚程度です。
数が多いので3日間かけてプリントアウトしました。
プリントアウトが終わると、カードの裏に手書きで英単語を書いていきます。
油性のマジックで書いたら透けてしまったので、油性のボールペンを使用。


フラッシュカード の表面


フラッシュカード のウラ面は手書き。油性ボールペンを使用。
苦労しましたが、できあがったフラッシュカードはカードの大きさも紙の厚さも使いやすく満足。
でも他の人にこの方法を勧めたいかと言われたら、ちょっと・・・です。
結局CD-ROM、A6の用紙、インク費用を合計したら約15,000円でした。
とくにインク代が5,000円以上かかったのは盲点でした。
それに印刷も単語の手書きもかなりの手間です。
わりきって1万円くらいのフラッシュカードを買うのが一番効率がいい気がします。
フラッシュカード 、実際のとりくみ
ようやくフラッシュカード ができあがりました。
まずはフラッシュカードとして使いやすいように小分けします。
同じジャンルの単語をまとめて、フラッシュカード100枚〜150枚程度のセットを作っておきます。


フラッシュカード 。セットごとに輪ゴムで止めて100均のケースに収納
毎日2、3セット(200〜300枚)使ってフラッシュカード をする習慣にしました。
フラッシュカードは基本的には子供は黙って見ていればいいのですが、息子は発声するものだと思っているらしく、それもいいかなと思い息子の好きなようにさせています。
このフラッシュカード にはCDがないので、私が読み上げます。
はじめは
「私の発音で大丈夫だろうか」
と思いましたが、自分で読めばCDの準備が不要で楽です。
子供がやる気がありそうなタイミングにさっとはじめられます。
たぶん私の場合、CDがあってもすぐに使わなくなったと思います。
発音の心配は少しありますが、他のことでカバーしようと考えています。
「小学英語絵カードプリント1400CD-ROMブック」のカードは、同じ単語でも単数と複数の両方があります(一部のカードのみ)


同じ単語でも、単数形と複数形がある
息子に規則性はあえて説明しませんが、何度かフラッシュカード をしていくうちに、自然と複数の単語には「s」をつけるようになりました。
「小学英語絵カードプリント1400CD-ROMブック」は名詞のカードが多いですが、形容詞と動詞のカードもあります。
ただ形容詞と動詞の場合、
「誤解させないかな?」と感じるわかりにくいカードがあります。


形容詞のカードの一部。誤解させそうなので省くことに。


動詞のカードの一部。誤解させそうなので省くことに。
フラッシュカードで実際に使ってイマイチだと感じたカードはどんどん省いていきました。
フラッシュカード は名詞に向いているのかもしれませんね。
プリントアウトしたのは約1000枚ですが、現在は200枚程度減らして約800枚になりました。
今は小学校がはじまり宿題があるので、フラッシュカードは1日1セットすればいい方で、しない日もあります。
それでも全体の半分以上(500〜600単語)は覚えることができました。
フラッシュカードは即効性があります。
1回の取り組み時間も短いので、親も子も負担なく続けられる優れた学習方法だと感じました。
次回は最近読んだ「子供の英語教育に関する本」をご紹介します。