

英検1級に合格した主婦です。英語学習経験をブログにしています。
コロナによる外出自粛をきっかけにはじめた英語多読。
この辺りから1冊が2万語を超えるGRもでてきて、ストーリーの深みも増してきました。
※YL=読みやすさレベル。0.0-10.0まで。数値が高いと難しい。
※GR=英語学習者向け・レベル設定された英語の本。
GR (Graded Readers) の5段階評価 すばらしい おもしろい よい イマイチ つまらない
今回読んだGR10冊(71冊から80冊目)

今回は私が読んだ71冊目から80冊目までのGRです。
この10冊は2020年7月に読みました。
コロナの感染者数が少し落ち着いた時期でした。
このままコロナが収束すればいいなと願いつつ、夏休みは遠出せず静かに過ごすことに決めました。
71. Eye of the Storm

漁に出ていてハリケーンが接近していることに気づかない父。
娘とそのボーイフレンドが父を救助しようと奔走します。
ストーリー自体はテンポよくすすみ最後まで楽しめます。
ただどうしても気になってしまったのが、日本人の娘の名前。
そんな名前あるかな・・・。
どうしてもう少しリサーチしなかったかな・・・。
Cambridge English Readersは、日本人学習者を意識してか、たまに日本人が登場します。
でも名前や設定が、日本人が読むと「???」となるものが多いです。
そういった部分もおもしろいと考えれば、気にならない程度ではあります。
| Eye of the Storm | |
| シリーズ名 | CER (Cambridge English Readers) 3 |
| YL | 3.6 - 3.8 |
| 語数 | 14,000 |
| 評価 | |
72. A is for Alibi

女性探偵が事件を解決するストーリー。
このレベルとしては長めで、約25,000語。
でもストーリー展開がよくて楽しみながらあっという間に読めました。
| A is for Alibi | |
| シリーズ名 | MMR (Macmillan Readers Intermediate) 5 |
| YL | 3.6 - 4.0 |
| 語数 | 24,813 |
| 評価 | |
73. David Copperfield

ディケンズの作品。
Introductionによると、David Copperfieldは1849年に書かれている。
時間が経っても読み継がれる本は、理由があると感じました。
ディケンズのChristmas Carolもよかったけれど、こちらもとても気に入りました。
| David Copperfield | |
| シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 3 ※旧Penguin Readers |
| YL | 3.6 - 3.8 |
| 語数 | 12,213 |
| 評価 | |
74. B is for Burglar

女性探偵が事件を解決するストーリー。
さきほどでてきた「A is for Alibi」と同じ設定で書かれています。
こちらも語数が2万超と長めですが、英語も読みやすく、早く続きが読みたいと思いながらどんどんページが進みました。
| B is for Burglar | |
| シリーズ名 | MMR (Macmillan Readers Intermediate) 5 |
| YL | 3.6 - 4.0 |
| 語数 | 20,698 |
| 評価 | |
75. The Pearl

スタインベックの「真珠」。
貧しい主人公が真珠をみつけます。
喜んだのもつかの間、高価な真珠を手にしたことで問題が起こります。
スタインベックの小説は「おもしろいけれど難しい」とう印象を持っていましたが、こちらは読みやすくリライトされています。
そういえば最近、ニュースで同じような話を聞きました。
タイで貧しい生活を送る男性が真珠を発見。
オレンジ色をしたその希少な真珠は3000万円ほどの価値があり、買い取りたいと希望している人がいるのだそうです。
このニュースを聞いた時に、この本を思い出しました。
小説みたいなことがあるんだなぁと。
いまこのブログと書きながらニュース記事を再度検索してみたら・・・
小説のような展開になっていました。
なんとその真珠発見者は麻薬取引の容疑者で、真珠のニュースをきっかけに居場所を特定。
逮捕されたというのです。
スタインベックのPearlとはちがって、なんとも皮肉な結末です。
| The Pearl | |
| シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 3 ※旧Penguin Readers |
| YL | 3.2 |
| 語数 | 13,824 |
| 評価 | |
76. The Woman of Iron

「女性は纏足をして、お金持ちの夫をみつけて暮らすことが幸せなんだよ。」
そう言われて育った中国人女性が主人公。
そんな古い価値観を打ち破り、持ち前の自立心と努力の末、ビジネス世界で大成功を収めます。
意外なラストでしたが、主人公の行動に胸を打たれました。
| The Woman of Iron | |
| シリーズ名 | MMR (Macmillan Readers Intermediate) 5 |
| YL | 3.6 |
| 語数 | 14,000 |
| 評価 | |
77. Meet Me in Istanbul

恋人を訪ねてイスタンブールへ。
でも肝心の恋人となぜか会うことができず・・・
異国情緒の街イスタンブールでのミステリー。
| Meet Me in Istanbul | |
| シリーズ名 | MMR (Macmillan Readers Intermediate) 5 |
| YL | 3.6 - 4.0 |
| 語数 | 10,754 |
| 評価 | |
78. A Kiss Before Dying

悪い男が、女性たちをだましながら成り上がっていくストーリー。
ドラマにでもなりそうなストーリー展開で、読み始めたらとまらず一気に2万語を読みました。
物語の構成も巧みで、ラストは衝撃的です。
| A Kiss Before Dying | |
| シリーズ名 | MMR (Macmillan Readers Intermediate) 5 |
| YL | 3.6 - 4.0 |
| 語数 | 20,154 |
| 評価 | |
79. Forrest Gump

Tom Hunks主演の映画でも有名なストーリー。
なんとなく好みに合わない気がして、Forrest Gumpの映画を見たことがありません。
それもあって期待せずに読み始めたら、おもしろくて驚きました。
映画も近いうちに見ようと思います。
映画と本で、結末がちがうようです。
【追記】
映画を見ました。すごくよかった!
| Forrest Gump | |
| シリーズ名 | PER (Pearson English Readers) 3 ※旧Penguin Readers |
| YL | 3.4 - 3.6 |
| 語数 | 9,119 |
| 評価 | |
80. The Woman Who Disappeared

探偵モノ。
Macmillan Readersの探偵やサスペンスはハズレが少ないような気がします。
| The Woman Who Disappeared | |
| シリーズ名 | MMR (Macmillan Readers Intermediate) 5 |
| YL | 3.6 - 4.0 |
| 語数 | 14,225 |
| 評価 | |
今回のMy Best Graded Readers !

今回は私が読んだGR (Graded Readers)の71冊目から80冊目を記録しました。
この10冊の中のベストはこちら。
「The Woman of Iron」
主人公の努力やバイタリティもすごいですが、中国という国での生活や風習も描かれていて興味深いです。
同じく中国人女性が主人公の小説「ワイルド・スワン」を思い出しました。
今回The Woman of Ironがもっとも印象に残ったのでベストとしましたが、David Copperfield, A Kiss Before Dying, Forrest Gumpもおもしろさとしては同等でした。
次回は、私が読んだGRの81冊目から90冊目までを記録します。







